Microsoft Power Automateを利用したFullWEBでワークフローを実現
第3回実用例 検索結果のCSV出力
2024/03/02掲載
第3回目 実用例 検索結果のCSV出力
- 前回、第2回目では「サブフローの作成」を行いました。
第3回目は実用的な例として検索結果のCSV出力をご紹介します。
早速、操作してみましょう
操作手順
前準備
検索条件は、毎回設定せず、“未請求の注文書”という名前のよく使う検索フォルダとして用意しておきます。
検索条件は以下を4項目を設定しました。
- 金額が100万円以上
- 2か月以内に納期がくる
- 請求書番号欄が空白(つまり、請求されていない)
- 今期に注文されたもの
サブフローを作成
前回同様にサブフローを作ります
(前回)第2回サブフローを作成する
サブフロー操作手順
- 「サブフロー」をクリックして、「新しいサブフロー」を選択し”検索とCSV出力”と入力してサブフローの作成を始めます
- Edgeを立ち上げ、ログインしておきます
- ここで画面上部の◎印「操作記録」ボタンを押します
- 表示されたレコーダーの「記録」ボタンをクリックしてFullWEBの操作を記録します
今回記録したFullWEB操作
- 画面上部のフォルダアイコンをクリックして、よく使う検索を選択
- よく使う検索フォルダの左側の「+」アイコンをクリック
- “未請求の注文書”フォルダをクリック(検索結果が表示される)
- 表示された検索結果のどれかひとつを選択
- 「Ctrl+A」を入力し、全選択状態にする
- 右クリックし、表示されたメニューから「ツール」をクリック
- カスケード表示されたメニューから、「CSV出力」をクリック
- 表示された、CSV出力用のダイアログで「OK」をクリック
結果
自動で指定検索条件に合致するCSVが作成できました。
次回は、この自動操作を指定の時間に実行するようにします。
また、操作の記録と再現なので簡単そうにみえますが、再現時にエラーになり自動実行できないこともあります。エラーを修復する方法を説明します。